ヤマシタからのアドバイスを参考にプロジェクトページを作り上げていくパン屋。
その間も一般の人たちは猫の手なんてものがあることを知らず、忙しい日々の中自分たちだけでプロジェクト作りを強いられ疲弊していく。
精神はすり減り夫婦仲が悪化、仲間の裏切り、子どもたちの泣き声…。
あらゆるものが自分にのしかかっているように男には思えた。
そして一通り完成
無事に申請は完了した。
すると罪状のようなもの凄い長文の差し戻しメールがパン屋のもとに届いた。
ポイント
- プロジェクトの申請をしたら必ず一度は差し戻しメールが届きます。必ずです。これは不備やミスの指摘以外にも記載事項のエビデンスは取れているかどうかなど「ただの確認」も含まれるためです。
そういってヤマシタは差し戻しメールの解析を始めた。言われたとおり翌日アジトに向かうとそこには警察がウロウロしていた。急いでその場から離れると事前にヤマシタから言われていた連絡ツールラインから連絡が入っていることに気づいた。
と、何事もなかったかのように差し戻しメールの内容を分かりやすく噛み砕き連絡をくれていた。パン屋はその内容に従い情報を集め、再申請。そしてついにOKが出る。
パン屋はスタートダッシュをきれるよう公開前に一生懸命仲間集めをした。
メッセージを送ったり、誰かのイベントに積極的に参加してはクラウドファンディングの宣伝をして回った。
ポイント
- 開始前に目標額の20%以上の支援者を確定させておくのがポイントです。100%集めておけたら理想。また、プロジェクト開始の日時を連絡しておき、開始24時間以内に20%を達成させましょう。
そしていよいよ公開日がやってきた。
するとポツポツと支援が入り始めた。
パン屋は公開の日にちだけでなく時刻も伝えていたことから支援者はそのタイミングに合わせて支援してくれたようだ。
そんな時にヤマシタから連絡が。
スタートダッシュの勢いのままに注目のプロジェクトにも挙げられるようになるとやがて組織が気づき始める
ポイント
- クラウドファンディングのプラットフォームには今勢いがあるプロジェクトを注目のプロジェクトという形で目立つ表示で大きく取り上げる場合がある。広告枠を買うのと同じようにアピールになる。
しかし証拠は何もないため組織の者が取り締まろうとすればするほどSNSは盛り上がり、仲間たちは「パン屋さんの本気が見えたから支援しただけだ!サポートの存在なんか知らない!」と組織の者の尋問に答える。さらに不当な監禁・尋問がSNSで拡散され、炎上は収まらず瞬く間にプロジェクトはファーストゴールを達成した。
ほどなくしてヤマシタから連絡が届く。
パン屋はヤマシタからのアドバイスの通り、サムネイルの更新と活動報告で真に目指したいところへの想いを語り、見事にセカンドゴールも達成した。
ポイント
- サムネイルにセカンドゴール挑戦中を記載することで、設定金額100%に達していてもプロジェクトが続いていることをアピールできる。
ヤマシタはそう言ってAmazonほしいものリストのリンクを送ってきた
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